パドリングに関して新たに新発見、というかちょっと覆されました。
元ネタは「真のパドリング講座」という記事になります(URLに直リンクしたのですが、何故か弾かれたので、このタイトルでGoogleってください)。こちらはプロ・サーファーでフォトグラファーでもある船木三秀氏のブログなのですが、こちらで解説してあるパドリングが、自分が信じて実践してきたものとはある意味真逆であり……
(以下、要旨部分のみを明記)
1.片手でパドリングはNG。テイクオフの時に片手でパドルする人がいないのが理由。
2.指先の力を抜いて海面をすれすれ移動し、その際に外側、つまり体から一番遠くを通るように回す。そして手を前に回しきったところで、時計の針で言うところの一時半の位置(右手の場合)に落とす。
3.手(腕)を海面に入れたらそのまま深くいれ、斜め方向、つまりボード側に引き寄せる。力を入れずに水を掴む感じ。深さはできる限り深く。ボードの下を深く漕ぐ。
4.肘はどこも、どのストロークでも一度も曲がらない。
5.水を掴んできて、手が胸の横、ボードのレイルの少し下くらいにきたら、そこで全力で後ろ側に漕ぐ。その時は「深く」「強く」漕ぐ。この距離はたった30cm程度。ここを全力でやる。
6.5.が終わったら腕が海面に上がるはずだから、その時に脱力して、また2.と同じく海面すれすれ、体から一番遠くを通って、一時半の位置に落とす。これの繰り返し。
7.大事なのは5.で全力で漕ぐ以外の時には脱力し、水をつかむ感じは軽くすること、ストローク全体が楕円になっていること。
いかがでしょうか。特に3.と4.あたり。これは私の今までのストロークと全く逆でした。
で、このストロークを実は先日の海で試してみたのですが、結果はパドリングが超ラクになりました。何故かは良く分かりませんが、恐らくボートのオールと同じ原理なのでしょうか。いたずらにヒジを曲げるよりかははるかに自然でラクです。
しばらくはこのフォームを実践してみようと思います。ま、ダメならまた違うフォームを探求する羽目になりそうですが。
(9/3追記)
この驚きを船木氏ご本人にメールでお伝えしたら、なんとご本人から丁寧な返信がいただけたので、ここにそのメールを引用してご紹介いたします。
この驚きを船木氏ご本人にメールでお伝えしたら、なんとご本人から丁寧な返信がいただけたので、ここにそのメールを引用してご紹介いたします。
ありがとうございます。
そうです、手こぎボートのオールの要領で、手は遠くに、海面付近を通り、体の下では深く入ります。
本当にパドリングは重要ですよね。
あまり技術論は好きではないのですが、こういった基礎的なことは時折ブログ等にアップいたしますので、ご覧になってください。
これからもどうぞよろしくお願いします。
船木NAKISURF
エエ人や……。