先週末はクローズによりお預けとなっていたサーフィン。
2週間ぶりに入水しましたが、あまり深く考えずに作田をチョイス。結論から言うとこれがいけなかったと思います。
先週末より久しぶりに風邪をひき、ちょうどこの日は病み上がりの時期でしたが、1ラウンドくらい大丈夫だろうと、冷たい風が身にしみるなか、丁寧に5mmフルを身に纏い、ブーツを履いてキャップをかぶり、ワックスアップをし、リーシュを付け、すでにこの時点で指先の感覚は無くなっていましたが、かじかんだ手でクルマのカギをセットし、グローブをはめて海に向かいました。
しかし、広大な作田海岸で冷たい風を背に受けながらとぼとぼと歩き、海岸に到着する頃にはすでに体が固まってしまい、入水前からすでに戦意の半分ほどを喪失してしまっておりました。
セットの合間を見て一気にパドルアウトし、運良く何とかドルフィン無しでアウトに到着。しかし風が強くてすでにボヨンボヨンの海面には訪れるセットの波を判別するのは困難でした。
結局、インサイドで3本ほど波を捕えましたが、流れが強くてどんどん右へ流されるうちに本気で体が寒くなり、もうサーフィンどころではなくなってしまい、上がることを決意しました。
波は厚く、どちらかと言うとロング向けな波で、ロングの人は結構上手いことロングライドできていたのを見ると、やはりショートにこだわらず、必要なときはロングボードをチョイスする必要性を強く感じるのでした。
さて、すっかりつまならい気持ちで上がり、冷えきった体で地獄の着替えを済ませましたが、不完全燃焼だったので一応片貝をチェック。漁港は比較的空いておりましたがロングボードばっかり。新堤は全てのショートボーダーが集結したかのような大混雑。こういうのを見ても、ガツガツとショートに乗るよりかは空いているポイントでゆったりロングボードに乗ってグライドしたいと思うのでした。ここで入ろうかどうかちょっとだけ迷いましたが、寒さによる意気消沈に病み上がりがプラスされて今回は家路へと付きました。
今冬で8回目の冬シーズンを迎えますが、ここまでキツイと感じたのは今回が初めてかもしれません。今冬は本当に寒いです。この日のように極寒の北西風が吹き荒れる日は無理して入らずに、何かサーフィン以外のレジャーを開拓するか、風をきちんとかわすポイントに入るか、ポイントももう少し慎重に選ぶ必要性を感じるのでした。
ポイント: 作田
入水時間: 9:30~11:10
人数: 周りに2~3名程度 波良くないので空いていた
テイクオフ回数: 3回
波: 腰~はら▼
風: 強めの北北西風 風はとにかく冷たい
使用ボード: DANGAN 5'5"(T.YOSHINO SURFBOARD)
フィン: FCS K3
着用ウエット: 5mmフル+ブーツ+グローブ+キャップ