湘南(茅ヶ崎・鵠沼・辻堂)の波情報、サーフィンコラム [波日記]

2004年よりサーフィンを始めた男が綴る、湘南(茅ヶ崎・鵠沼・辻堂)や千葉、伊豆などの波情報、サーフィンレポート、サーフィンコラム

辻堂の特徴・サーフィンポイント情報・駐車場についてをまとめました【保存版】

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2013年7月13日朝7:30ごろの写真。辻堂もひとたび台風スウェルに当たれば、このようなバレル波が炸裂する。

今回はサーファー向けの辻堂の情報をお届けします!

私が2004年の夏に生まれて初めてサーフィンというものに接したのがここの辻堂でした。その後、2012年に湘南に移住して以降、トータルで50回を超える回数で辻堂でサーフィンをする機会を得てきました。

辻堂は鵠沼ほど混雑せず、茅ヶ崎よりかは波が立ちやすい、ある意味「ちょうど良い」ポイントだったりします。

今回はそんな辻堂の特徴をはじめ、辻堂の各サーフポイントの情報を、第二駐車場前から湘洋中学校前まで順番にご紹介します。

サーフィン・ア・ゴーゴー 千葉&湘南

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サーフィンポイントとしての辻堂の特徴とは?

まずはサーフィンをするための場所としての辻堂にはどのような特徴があるのでしょうか?

辻堂はどこからどこまでのことを指すの?

サーフィンポイントには、都道府県の県境のように明確な境界線が存在するわけではなく、だいたいの尺度でここは辻堂、ここは茅ヶ崎、と決められています。

その前提で、辻堂と呼ばれる範囲は茅ヶ崎の汐見台より東側、藤沢市に入るあたりから、鵠沼スケートパークの手前までとなります。しかし、あくまでポイント名は便宜上で呼んでいるのもありますので、厳密なものではありません。

辻堂は西側から順番に、第二駐車場前、辻堂橋前、辻堂正面、湘洋中学校前と呼ばれています。

位置や角度のおかげで、波待ち時には、左手の江ノ島と右手の富士山を最もバランス良く拝むことができるポイントでもあります。

辻堂の波の特徴とは?

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辻堂の波で最も特徴的な点と言えば、インサイドで崩れる、そのドカッ掘れなショアブレイクに尽きるでしょう。

たとえひざ~ももサイズの波であっても、インサイドは切り立ったショアブレイクが割れます。

その波を上手くキャッチできれば、かなりスリリングなサーフィンを楽しめますが、反対に食われようものなら、波の中で回転しまくり、鼻や耳に水が入りまくりで、大変なことになります。

サーファーの多くはそのような切り立った波よりも、イージーに崩れる波を好む傾向にありますので、辻堂のショアブレイクはそれほど混雑しないのも特徴です。

地形と潮回りが合えば、アウトで崩れる波から乗りつないで、最後はインサイドのショアブレイクでフィニッシュするという極上サーフィンを味わうこともできます。

辻堂はとにかく駐車場の数がすごい

そして辻堂に入りやすいもう一つの理由がこの駐車場の数なんです。

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www.kanagawa-park.or.jp

東西2箇所の駐車場を合わせて800台も停められ、時間も朝の5:00から夜の21:00までとかなり長い時間開いていますので、真夏の日没前サーフィンでも駐車場の閉鎖時間を気にせずにサーフィンすることができます。

駐車料金も420円からと標準的な価格となっており、2時間ほどサーフィンしても840円です。

ひとつ豆知識ですが、ここの駐車場、10分ほど以内でしたら料金を支払わずに出ることができます。辻堂に車を停めて波をチェックして、やっぱりダメだから鵠沼に行こうというときも、ここの駐車場を使うことができるのです。

東側の駐車場には無料のシャワーも備えられており、サーファーにはうれしい設備となっています。

辻堂のサーフィンポイント情報

続いて辻堂のサーフィンポイントについて、順番に見ていきましょう。

1.辻堂第二駐車場前

まずはじめに、辻堂第二駐車場前です。

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辻堂第二駐車場前は、辻堂海浜公園の西側の駐車場から陸橋を渡ってアクセスできる辺りのポイントです。

他の辻堂のポイントと比べると、若干空いている印象があります。しかし、地形的に辻堂正面と比べると、波が立ちにくいポイントでもありますので、波がある日で辻堂の他のポイントが混雑していて入りにくいときなどに、チェックしてみると良いかもしれません。

2.辻堂橋前

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私が辻堂で一番多く入水しているのがこの辻堂橋前です。

辻堂海浜公園の東側駐車場の西側(シャワーやトイレがある側)から途中で134号線の橋げたをくぐる形でアクセスします。

波は辻堂正面に比べると割れない日もありますが、季節によって地形の変動が激しく、割れるときは続けて割れる、割れないときはずーっとフラットというなかなか厳しいポイントでもあります。

また、橋の下には多くのBBQ客が訪れ、晴れた日の週末には賑わっています。

3.辻堂正面

辻堂でのサーフィンを代表するポイントと言えば、この辻堂正面となるでしょう。

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アクセスは辻堂海浜公園の東側駐車場の東側から陸橋を渡ってすぐのポイントになります。アクセスも良く、地形の比較的安定しているため、辻堂のなかでは最も混雑するポイントです。

波のある週末にはローカルサーファー、ビジター問わず、多くのサーファーで混雑しますので、入水時にはトラブルにならないように注意が必要です。

しかし、平日や週末の午後、波がそれほど大きくない日などは、タイミングが合えばガラガラになっているときもありますので、チェックしてみましょう。

4.湘洋中学校前

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最後は湘洋中学校前です。

辻堂正面から東側にしばらく歩いたポイントになります。このポイントは鵠沼に近いことから、辻堂正面よりも波が割れることもあり、かつ徒歩や自転車でのアクセスがメインとなりますので、辻堂の各ポイントのなかでは最も空いているポイントと言えるでしょう。

他が混雑していてうんざりするような日は、ちょっと歩いてみましょう。もしかして無人ブレイクに会えるかもしれませんよ。

ちなみに私は辻堂正面から「波がない、波がないな~」と言いながら歩いた末に、鵠沼スケートパーク前まで到達してしまった経験があります。

まとめ:タイミング次第で無人ブレイクもある穴場

以上、今回は辻堂の各ポイントの特徴をお伝えしてきました。

辻堂の雰囲気を一言で言うと「広々、穏やか」ってところでしょうか。特に波の小さい冬の晴れた日などは、特にその広々とした浜と穏やかな波を味わうのは最高のひとときです。

最後になりますが、過去に私が辻堂でサーフィンした波日記の一覧はこちらになりますので、ぜひご覧ください。↓↓↓