18日午後のフライトでデンパサールへ向かい、翌日の19日から昨日の21日までの3日間、たっぷりとバリの波を堪能し、22日の朝に帰国しました。
今回は幸運にも風がほとんど吹かず、うねりもそこそこ入り、かなり波に恵まれました。バリのパワフルな波を堪能することができ、良いトリップになったと思います。
以下、簡単ですが波日記です。
19日AMのバラワピーチ。胸~肩のファンウエーブ。19日午前中、今回のバリで最初の1ラウンド目。最初の1ラウンドにふさわしいファンウエーブでした。時おりセットで頭くらいの波。2時間近く入っていたら、潮が上がって割れなくなってきました。
19日お昼頃のエアポート。沖に行ってみれば頭半くらいのグッドウエーブ。
バラワに入った後でエアポート・レフトにボートで向いました。そこそこオージーが入ってましたが、ガイドがオージーをガードしてくれたおかげでグッドウエーブをゲットすることができました。
エアポートの波はサイズもそこそこ大きいながらも、イージー・テイクオフでメロウに割れてかつパワフル。1回テイクオフしてしまえば、あとは好きなだけ上に下にグングン走れるという、夢にまで見そうな波だったりします。種子島や八丈島でも、ここまでの波に出会ったことはありません。
個人的には、ここでの1ラウンドが今回のトリップで最高に楽しめた1ラウンドでした。
20日AMのヌサ・ドゥア周辺。これからここで、3時間の貸し切りセッションを堪能。
翌日は朝からヌサ・ドゥアの港でボートに乗り、プチボートトリップを体験。アウトに20分ほど進むと、人知れず割れているブレイクが!!これからここで3時間ほど、ガイドと仲間と3人だけの貸し切りセッションを堪能することができました。
波はセット間隔がちょっと長いながらも、胸~肩サイズでタイトに割れてくれるブレイクなので、上手いところからテイクオフできれば足がつく所までグングン走れました。
3時間ほど入っていましたら、何処からともなく日本人の集団がやってきましたが、幸運にも(?)その時点で潮が上がって割れなくなったので、我々は思い残すこと無く撤収。
20日夕方、ケチャ・ダンスを見たウルワツの寺院から下を眺めたところに立っていた波。ここの2つほど右向こうに、かのウルワツポイントがあります。
21日AMのヌサ・ドゥアのアウターリーフ。波のサイズは4feet。
最終日も同じヌサ・ドゥアの港からボートに乗り、昨日よりもさらに遠いポイントへ向いました。遠目には実に美しい波が遥か彼方に割れているのを見て、いざパドルアウト。
結論、1本も乗れませんでした……orz しかし、もうDVDとかで見るようなビッグウエーブがそこにはありました。
1回だけテイクオフしかけて、一瞬の躊躇により乗り逃してしまったのがありましたが、それ以外はひたすらセットから逃げる逃げるの鬼パドル。
大げさかもしれませんが、目の前でセットが崩れたときには、ちょっとだけ死を感じました。板を掴んでもいられず、超高速で海の中をグルングルン回転し、息をしに海面に上がっても、目の前には次のセットが……。
いやはや、負け惜しみになりますが、これだけデカい波を間近に見て、これだけデカい波に散々巻かれさせていただいただけでも、感謝です。来年、この波にはリベンジします。
最後にここだけの話ですが、その巻かれた際にフィンで軽く頭頂部を切り、そのまま病院へ直行して6針縫うことになりました(泣)。とんだお土産をいただいてしまったものです。しかし、傷害保険に入っておいて良かったです。
ちなみに板とウエットは総じて以下。
使用ボード: MANOA(T.YOSHINO Hand-Shaped)
フィン: FCS K2.1 or K3
着用ウエット: SCALES Wetsuits 2mmサーフパンツ(SCALES Wetsuits)+Tシャツ
フィン: FCS K2.1 or K3
着用ウエット: SCALES Wetsuits 2mmサーフパンツ(SCALES Wetsuits)+Tシャツ