いつもチェックしているブログにて、サーフボードのスピードについて非常に興味深い記事を発見したので引用してみます。
以前に俺の友人がボードにステッカーを貼ることを毛嫌いし、その理由を聞くと「抵抗でボードの滑りが遅くなる」ということでした。
でもその彼はビッグウエイブ用の太いリーシュをしていたので、「細いリーシュに換えたら速くなるよ」とアドバイスしたら、彼はその走りのあまりの違いに驚いた、というエピソードを思い出した。
俺の考えだと、ステッカーの凹凸で走りが変わってしまうほど波乗りは高速ではない、ということです。これが航空機だと違うのでしょうが。。
私は今までノーマルショートに乗るときは波が大きめ(とは言え肩以上くらい)のときが多かったので、大事を取ってかなり太いリーシュコードを使用していました。正直、リーシュコードがテイクオフの速度に影響するなんていう考えは全く念頭に置いていなかったからです。
しかし、上記の記事が気になり、ここはひとつリーシュコードを見直してみることにしました。となれば買うべきリーシュコードは細めのリーシュコードです。
XM(エクセム) 6'(183cm) リーシュコード コンプライト N2 LEASH CORD SHORT COMP BLK/BLK
- 出版社/メーカー: XM(エクセム)
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早速装着して試してみました。通常時のパドルが軽くなったという実感は全くありませんでした。しかし、いざテイクオフをしてみると、「何だか軽くなったような気がする」のレベルではありますが、パドルしてスピードを付けるのがとても楽に感じたのです。
それまでだったら置いて行かれた波に乗れた、そんな驚きと喜びがあったことは確かです。上手く言えませんが、やはり足を引きずられている感が無いんです。ノンリーシュでサーフィンしたくなる人の気持ちが分かったような気がします。
以前、ボードのボトムにシートを貼って、スピードアップ!みたいな代物を試したことがあり、その時は何が変わったのかが全く分かりませんでしたが、少なくとも今回のリーシュコード変更作戦は明らかに変わった「何か」を感じることができました。かつてフィンを換えることで走りの違いが分かった瞬間と同じような分かった感でした。
上の記事でも書かれているように「ボードのボトムを綺麗にしてスピードアップ!」という定説はかなり浸透しており、私も気にしてはおりましたが、まさかリーシュコードがスピードにここまで影響するとは驚きでした。
本当にボードのボトムの汚れひとつでスピードの違いを感じ取れる人は、よっぽどそれだけのスピードを出すことができるサーファーなのでしょうね。想像の範疇ですが、マウイのジョーズでの超高速サーフィンなら、ボードについたワックスのカスが原因でワイプアウトしてしまいそうな気がします。
とはいえ、リーシュコード交換作戦は簡単に試せるので、オススメのチューンナップです。