湘南(茅ヶ崎・鵠沼・辻堂)の波情報、サーフィンコラム [波日記]

2004年よりサーフィンを始めた男が綴る、湘南(茅ヶ崎・鵠沼・辻堂)や千葉、伊豆などの波情報、サーフィンレポート、サーフィンコラム

ウエットスーツはなぜ傷みやすい?

フルスーツを纏い、これからサーフィンに臨むサーファー

(写真は当方撮影ですが、飽くまでイメージです)

先日の記事でも書きましたとおり、私の5mmフルは修理に出すほど傷んでしまっておりました。

現在の5mmフルは今回で3シーズン目。ぼちぼち限界か?と思われるくらいになってきましたが、それにしても5mmフルは傷みやすい気がしてなりません。

しかし、作成・修理をお願いしたウエット職人さんのお話を聞いてみると、やはり手入れや扱いの悪さひとつひとつが、確実に寿命を縮めていたことは確かだったようです。今日はその原因をいくつかピックアップしてご紹介します。

■傷む箇所その1.ウエット表面の、お腹のあたりから太腿のあたりが擦れる件

これはずばり、ワックスを塗り替えないことが原因だそうです。横着な私は夏用ワックスの上に冬用ワックスをしばし上塗りしてました。これが原因で、冬の冷たい海で夏用ワックスが硬化し、それがウエットを傷つけてしまったようです。

■傷む箇所その2.継ぎ目が徐々に開いていく件

これはもう、自然消耗として致し方ない部分もあるのですが、熱いお湯での洗濯、もしくは天日干しがいけないみたいです。ウエットスーツは室内乾燥機で干すのが一番らしいですね。もちろん、我が家にんなものないので、さてどうしよう……。

ちなみに本日帰宅したら、昨夜から部屋の中で干していたウエットが見事に発酵してたまらん異臭を放っておりました。やっぱ屋外に干さないとダメですね。

■傷む箇所その3.裏側(体が触れる側)の接着が剥がれる件

これももはや、致し方ないの極致だと思います。ウエット職人さん曰く、原因は「オシッコ」ではなかろうかとww。こうなったらもう、おしめでもして入るか我慢するかしかないのかもしれませんね。

それでもやはり、ゴムが硬化することだけは経年変化で避けられないみたいです。私はそんなにお金も持ってないので、頑張って今シーズンもたせるのを目標とします。

(取材協力:SCALES WETSUITS