※この記事は、2015年8月12日にアップした記事を再構成したものです。
夏本番!さぁこれから思いっきりサーフィンしようぜ~!っていう、まさに究極のハイシーズンであるこの時期でありながら……
2015年8月、サメの被害が茨城、静岡、千葉で報告されました。
2016年7月にも、高知でサーファーがサメに襲われたというニュースが日本中のサーファーを震撼させました。
2017年9月にも静岡県西部の遠州灘で大型のサメが打ち上げられたというニュースが入ってきました。
サーファーとしてはクラゲやエイのみならず、サメにも怯えなくてはならないのかと考えると、実に口惜しい話です。
私はミック・ファニングさんのようにサメを素手で撃退できるほどの豪傑ではありませんし、サメに襲われた経験もありません。
なので皆さんの役に立つ情報は何一つ提供できる立場ではないのですが、サメ対策について書いてある記事を極力集めてリンク集とさせていただきます。
ぜひチェックしてこの夏を一緒に無事に乗り切りましょう!
1.サメの五感を刺激しない
「鼻を殴る」と書いてますが、実際海でサメに遭ったら絶対殴るなんて無理っすよ!
そこで記事後半にあった「遭遇しないための対処法」が参考になりましたので共有します。
- 肌の露出、光る金属、強いコントラストのウェットやボードを避ける。
- 早朝や夕方はなるべく避ける。サメがお腹を減らす時間帯だから。
- 流血したら海から上がる。サメは1キロ離れた血の匂いにすら反応する。
- 海中でトイレをしない。サメは匂いに反応する。
だそうです。早朝サーフィンがお預けになっちゃうのはつらいですが致し方ないかもしれません。
2.もしサメに襲われてしまった時の対処法
事前対策:まず、サメの好きな匂いを出さないこと。怪我・傷があるときや生理中は海に入らず、また海で用を足すのも厳禁と心得ましょう。魚の鱗と間違われないよう、色のきつい水着や金属類を身につけないことも重要です。護身用に棒や大きなカメラを持っていると、サメを追い返すのにも役立つんだとか。
遭遇後:手やフィン(足ひれ)のかかとで鼻先を叩きましょう。サメの鼻には、獲物を捕獲するときのセンサーの役割もあるので、そこにダメージを与えれば方向感覚を失わせることが期待できます。
襲撃を受けたら:明らかに襲ってきたら、サメのもっとも敏感な部分である目やエラ、鼻にパンチを。もし噛まれるところまで行ってしまったら、指をサメの目に入れてください。嫌がって放してくれる、かもしれません。(※太字筆者)
なるほど、武器を持参して海に入るのも手なのでしょうか。
3.海でサメに遭遇し襲われる確率とは?
実際に、サメに襲われる確率は年間1億1,000万人に1人の割合です。日本の人口は約1億2,000万人になりますから、毎年日本中の中から1人の割合でサメに襲われる計算になります。
確かに確率論だけで言えば低いものですが、この情報は気休めにはなりますでしょうか。
4.サメの襲撃を防ぐには?
後半を一部編集して引用します。
・サメの縄張りに入らない。
・サメを挑発しない。
・岸から遠いところ、流れがあるところ、河口、湾口、水深が急激に深くなっているところ、海底が水路のようになっているところでは泳がない。
・市販のサメ対策グッズを使う。Shark Pod(シャークポッド)と呼ばれるサメ撃退装置は、弱いパルス状の電磁波を発してサメを追い払うことができると信じられていますが、捕食行動を起こしたサメには通用しないともいわれています。現在のところ、効果的なサメ撃退装置は開発されていません。
・パニックを起こさないこと。
もし、これを持っておけば安全っていうグッズがあれば良いのですが。
結論:入らない or 運任せ。祈るしかない。
他にもいくつかありましが、どれも同じような内容でした。
考えられる手段としては、なるべく多くの人がいるポイントに入るとか、早めに上がるとか、リーフブーツを履くとかでしょうか。
あとはもうクラゲと同じで運しかありません。100%完璧な予防策は海に入らないことですが、それでは本末転倒ですものね。