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波日記 湘南(鵠沼・辻堂・茅ヶ崎)・千葉の波情報、サーフィン情報

2004年よりサーフィンを始めた1975年生まれの男が綴る、湘南(鵠沼・辻堂・茅ヶ崎)や千葉などの波情報、レポート、サーフィンコラム

サーフィンにおけるサーフボード選び方とは。

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サーフィンをするにおいて「サーフボード選び」が占める割合はサーフィン全体の3分の1くらいはあるのではなかろうか。

残りの3分の2はフィジカルな技術力と波を見極める眼力であると私は思っている。

したがってこれら3つが高いレベルにある人が、サーフィンが上手な人になるわけである。

そのくらい、ボード選びは大切な要素だ。自分にとって良いボードに巡り合えればそこから自分のサーフィンが劇的に向上するすることだってある。

だからサーファーは皆、プロ・アマ問わずにマジックボードを求めて試行錯誤を続ける。

実際、プロサーファーは年間に40本ほどのボードを削ってもらうという。

私がサーフィンをはじめてから10年くらいできちんと手にしたボードの本数がだいたい10本くらいだから(試乗とかは除く)、プロとアマの間には単純に40倍もの差があるわけだ。

だからアマチュアサーファーにプロと同じような視点でボード選びができるわけがない。

よくいう「シェイパーとじっくりコミュニケーションをとって細かな注文をして…」が成り立つのは年間40本も削ってもらえるようなプロサーファーだからこそだ。

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じゃあアマチュアサーファーはどうやってボード選びをすればいいのか?これはもう分かるようにプロと同じ要領でマジックボードに出会うのは無理なわけだ。

だからこそ、プロのように最高に精度の高い究極のボードを目指そうとか細かいことにこだわるよりも「自分が心底乗りたい!」と思うボードに乗ってみることが総体的にみて大切になってくるわけである。

他人から「お前にはこのボードがいい」と言われて薦められたボードは確かにその人のレベルその他に合っているのかもしれないが、正直乗っている人間のボードに対する愛着は低い。

自分が心底乗りたいと思うボードであればそのボードを持ってどんどん海に行くことになるであろうし、ひいてはサーフィンする時間も増えて上達へとつながるのである。

例えて言い換えると、その人のおかれている環境を考えれば誰がみてもトヨタのヴィッツが最良のクルマであることは分かっている。

しかしその人が本当に乗りたいのは実はポルシェだったりする。値段も高い。燃費も悪い。それでもその人はどうしてもポルシェに乗りたいのである。

この場合、私はそのポルシェに乗りたい人を否定することはできない。苦心してポルシェに乗って、やっぱり自分には合わないと手放すか、もしくは新たなドライビングに目覚めるか、それは誰にも分からない。

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サーファーは数値的、科学的な性能だけをみてそのボードがほしくなるわけではない。性能をこえた背景やシェイパーのストーリーなども含めてそのボードに強い魅力や可能性を感じるのだ。

直感の7割は正しいと言ってた人がいる。理由のはっきりしない情動に突き動かされることは感情の豊かな人間にしかできないことだ。

ポイントは自分が「本当にそのボードに乗ってみたいか」と感じるかどうかだ。最初のきっかけはボードの写真やプロのライディング写真であろう。

それで気になったボードは一度、現物を手にして脇に抱えてみるべきだと思う。もし試乗させてもらえるのであれば、遠慮なく試乗してみるべきだと思う。

あとは自分の直感がイエスかノーかを教えてくれるはずだ。