湘南(茅ヶ崎・鵠沼・辻堂)の波情報、サーフィンコラム [波日記]

2004年よりサーフィンを始めた男が綴る、湘南(茅ヶ崎・鵠沼・辻堂)や千葉、伊豆などの波情報、サーフィンレポート、サーフィンコラム

これだからパドリングは分からない!

パドリングに関して新たに新発見、というかちょっと覆されました。

 

元ネタは「真のパドリング講座」という記事になります(URLに直リンクしたのですが、何故か弾かれたので、このタイトルでGoogleってください)。こちらはプロ・サーファーでフォトグラファーでもある船木三秀氏のブログなのですが、こちらで解説してあるパドリングが、自分が信じて実践してきたものとはある意味真逆であり……





(以下、要旨部分のみを明記)

 

1.片手でパドリングはNG。テイクオフの時に片手でパドルする人がいないのが理由。

 

2.指先の力を抜いて海面をすれすれ移動し、その際に外側、つまり体から一番遠くを通るように回す。そして手を前に回しきったところで、時計の針で言うところの一時半の位置(右手の場合)に落とす。

 

3.手(腕)を海面に入れたらそのまま深くいれ、斜め方向、つまりボード側に引き寄せる。力を入れずに水を掴む感じ。深さはできる限り深く。ボードの下を深く漕ぐ。

 

4.肘はどこも、どのストロークでも一度も曲がらない。

 

5.水を掴んできて、手が胸の横、ボードのレイルの少し下くらいにきたら、そこで全力で後ろ側に漕ぐ。その時は「深く」「強く」漕ぐ。この距離はたった30cm程度。ここを全力でやる。

 

6.5.が終わったら腕が海面に上がるはずだから、その時に脱力して、また2.と同じく海面すれすれ、体から一番遠くを通って、一時半の位置に落とす。これの繰り返し。

 

7.大事なのは5.で全力で漕ぐ以外の時には脱力し、水をつかむ感じは軽くすること、ストローク全体が楕円になっていること。

 


 

いかがでしょうか。特に3.と4.あたり。これは私の今までのストロークと全く逆でした。

 

で、このストロークを実は先日の海で試してみたのですが、結果はパドリングが超ラクになりました。何故かは良く分かりませんが、恐らくボートのオールと同じ原理なのでしょうか。いたずらにヒジを曲げるよりかははるかに自然でラクです。

 

しばらくはこのフォームを実践してみようと思います。ま、ダメならまた違うフォームを探求する羽目になりそうですが。



(9/3追記)
この驚きを船木氏ご本人にメールでお伝えしたら、なんとご本人から丁寧な返信がいただけたので、ここにそのメールを引用してご紹介いたします。

ありがとうございます。

 

そうです、手こぎボートのオールの要領で、手は遠くに、海面付近を通り、体の下では深く入ります。
本当にパドリングは重要ですよね。

 

あまり技術論は好きではないのですが、こういった基礎的なことは時折ブログ等にアップいたしますので、ご覧になってください。

 

これからもどうぞよろしくお願いします。

 

船木NAKISURF

 

エエ人や……。